いつも当社のホームページ運用サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、2025年4月よりホームページの保守・運用にかかる一部費用の価格改定を実施いたしました。
本記事では、価格改定の背景および主な内訳について、あらためて詳しくご案内いたします。
1. 有償プラグイン利用料の上昇
当社が管理している各Webサイトでは、Elementor ProやUpdraftPlus、WPML、LearnDash等の有償プラグインをお客様ごとに必要に応じて導入しております。
これらのプラグインは海外事業者によるドル建てでの契約となっており、近年の円安や各種ライセンス料の値上げにより、運用コストが増加しております。
2. サーバー・システム運用コストおよび保守作業の増加
- サーバーOS・PHP・データベース等の基盤システムの定期的なアップデート
- セキュリティ強化・不正アクセスや障害対応
- サイトパフォーマンス維持のための監視・調整
これらの運用・保守作業は、インターネット環境やセキュリティリスクの変化に対応するため、年々増加傾向にあります。
また、技術者の人件費も上昇しており、運用体制の維持・強化に必要なコスト増加が避けられない状況です。
3. SSL証明書およびセキュリティ運用体制について
SSL証明書については、多くのサイトで「Let’s Encrypt」などの無償SSLを採用しておりますが、この証明書はサーバー側で定期的に自動更新を行う必要がございます。
予期せぬエラーや障害によるSSL更新失敗を未然に防ぐため、証明書の有効期限確認プログラムやサイト死活監視など、運用面の監視・管理体制を強化しています。
これに伴う技術対応コストも、今回の費用見直しの一因となっております。
4. サイバー攻撃リスクの高まりと安全運用の重要性
サイバー空間をめぐる脅威は年々増加傾向にあり、実際に当社管理のサーバーでもDDoS攻撃などの被害事例が確認されています。
警察庁の公開資料にもある通り、国内外で不正アクセス等のリスクが拡大しています。
こうしたリスクからお客様の大切な情報とサイトを守るため、セキュリティ対策の強化および障害時の復旧体制整備に努めております。
(参考資料)
令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(警察庁サイバー警察局)
5. 今後も安全・安心なサービスを
当社では、これまで低価格で高品質なサービスの提供に努めてまいりましたが、社会情勢や運用コストの変化により、現状の価格維持が困難となりました。
お客様にはご負担をおかけしますが、より安全で安定したホームページ運用のために、何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
ご不明な点、ご質問等がございましたら、担当者またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。