エスノグラフィ・マーケティング ワークショップ

EMA(エスノグラフィマーケティング協会)の開催する、エスノグラフィ・マーケティングの基礎と実践的活用術を体験・実感するためのワークショップに参加してきました。
文化人類学における民族を知るための実地調査に起源を持つエスノグラフィ(Ethnography)とデジタルマーケティングを融合し、市場調査・研究・開発へと展開する取り組みがエスノグラフィ・マーケティングです。

IDEOやPIXARをはじめとする創造性の高い欧米企業では、特にフィールドワークを重要視するといわれています。現地での体験による物事への深い理解が、クリエイターの創造力を発展させ、よりリアリティのある成果物を生み出すことにつながるためです。特にデザインやクリエーティブと相性が良いのはフィールドワークをはじめとする「定性調査」です。「定性調査」は、事実から新たな気づきを得られるだけでなく、デザイナーやクリエイターの感覚や想像力といった直感に基づく仮説を裏付ける客観的な事実を見つける手がかりにもなります。

定性調査で導き出したインサイトを基に定量調査へと展開することも可能で、そのプロセスこそが企業の創造性を高め、経営上のリスクを軽減し、マーケティングの成功確率を高めることにつながります。

当社では、アンケート調査やWebデータ解析などの定量調査だけでなく、生活日記調査や訪問調査、デプスインタビューなどを通して長期にわたり様々な定性調査に取り組んできました。今後さらに、既存の調査にエスノグラフィーの手法を加え、より質の高い市場調査サービスを提供してまいります。

エスノグラフィー調査をはじめとする市場調査については、当社までお問い合わせください。