【2019年ご挨拶】広告業界の大転換期に
謹んで新春のお慶びを申し上げます旧年中は格別のご厚情に預かり心より御礼申し上げます 世界は自律分散型の社会へと向かう過渡期にあります。マスマーケティングが大きな見直しを迫られている今、広告業界にも大転換期が訪れています。 この転換は決して一夜にしてなせるものではなく、全てをリセットして再構築しなければならない、長い時間と根気のいる作業でもあります。その過程で誕生する多様なリーダーによって、支配や管理といった概念のない、中心のないフラットな社会が再構築されていくのだろうと思います。 大衆の手にインターネットがもたらされてから「選択の自由」こそが価値を測る基準となり、人類の自立社会への挑戦が始まりました。このような時代に、最高の広告代理店とは、誰よりもプロフェッショナルな経営幹部集団であるコンサルティングファームを意味します。そのミッションは、クライアント、クリエイター、ユーザーが運命共同体として価値を生み出す社会に必要とされる「未来の広告」を開発することに他なりません。 私たちは、まだ世の中にない新しい価値を生み出すこと、つまり世界を拡張することのみをコンセプトとして挑戦を続けてまいりました。私たちは、世界を拡張するという、クリエイティブ本来のミッションに引き続き全力で取り組んでまいります。 さて、弊社の本年の業績は、第三四半期現在で(3月決算のため)、売上高、利益共に昨年度通年の実績を上回り、本年度も過去最高売上、過去最高利益を達成できる見込みです。 これも、クライアントやパートナーの皆さま、多くの理解者の皆さまのお力添えのおかげと厚く御礼申し上げます。私たちの利益は、つまり皆さまの利益であるということを再認識し、引き続き、企業として筋肉質な体質を目指し、社員一人当たり売上高、社員一人当たり利益率の最大化にも挑戦してまいります。 また、昨年は多くのフリーランスのクリエイターの皆さまから、パートナー登録のご連絡をいただきました。皆さまのスキルの高さにもあらゆるシーンで助けていただきました。合わせて厚く御礼申し上げます。より人間らしさが求められる社会に、個性こそがブランドとなります。クリエイターの皆さまの存在理由を明確にするために、弊社がその一助となるのであれば、これほど光栄なことはありません。 最後に… クライアントとして、パートナーとして…どのような形でも構いません、ぜひ私たちの活動にコミットしてください。引き続き、皆さんと一緒に、子どもたちに誇れる未来を目指し、ご一緒に新しい価値の創造に取り組んでいけたらと考えております。皆さまのご連絡をお待ちしております。 本年も尚一層のお引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます デザイン情報株式会社代表取締役 辻中玲